「給料3ヶ月分」はもう古い?

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色の選び方

デザインの選び方

予算の決め方【前編】

Budget Guide — Part 1

前編

婚約指輪・結婚指輪の
予算はどう決める?
「給料3ヶ月分」はもう古い?
最新の相場と基礎知識【前編】

予算で後悔しないために——数字の根拠と考え方を整理する

指輪選びで最初に突き当たるのが「いくら出せばいいの?」という疑問です。「給料の3ヶ月分」という言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、それは今でも正しいのでしょうか?

前編では最新の相場データ・よくある誤解・予算の考え方の基礎を整理します。後編では実際の予算の決め方ステップと、賢く節約するポイントを解説します。

▶ 前編(この記事)

相場の基礎知識・よくある誤解・予算の考え方の軸

後編(次の記事)

予算の決め方ステップ・賢い節約術・シライシPR

Contents — 前編

  1. 「給料3ヶ月分」神話の真実
  2. 2024〜2025年の最新相場データ
  3. 婚約指輪と結婚指輪、予算配分の考え方
  4. 価格を左右する3つの要素
  5. 「安すぎ」「高すぎ」の目安とは?

「婚約指輪は給料の3ヶ月分」——この言葉、一度は耳にしたことがあるはずです。しかし実はこれ、1990年代にダイヤモンドブランドが打ったマーケティングキャンペーンのコピーが定着したものです。

現代のカップルの実態とはかなりかけ離れており、この「神話」に縛られて予算を無理に設定する必要はまったくありません。

神話

現実(2024〜25年)

給料の3ヶ月分
(月収30万円なら90万円)

婚約指輪の平均は約30〜35万円
(月収の約1〜1.5ヶ月分が実態)

「それだけ出さないと愛情が薄い」

予算はふたりの合意で決めるもの。金額より選ぶ姿勢と時間が大切。

まとめ 「3ヶ月分」を気にする必要はありません。重要なのはふたりのライフプランに合った予算を、納得して設定することです。

02 / Market Data

2024〜2025年の最新相場データ

各種ブライダル調査をもとに、実態に近い相場をまとめます。あくまで「平均値」であり、これより高くても低くても問題はありません。

婚約指輪(エンゲージリング)の相場

〜19万円

約20%

20〜29万円

約28%

30〜39万円

約35% 最多

40〜59万円

約12%

60万円〜

約5%

※複数ブライダル調査をもとにした参考値

結婚指輪(マリッジリング)の相場

女性用 平均

14万円

幅:8〜25万円が中心

男性用 平均

11万円

幅:7〜18万円が中心

2人合計 平均

25万円

ペアで20〜30万が最多帯

Total Budget — 一般的な合計目安

婚約指輪 + 結婚指輪(2本)

55〜60万円

婚約指輪35万 + ペア結婚指輪25万の場合

大切なこと この数字はあくまで「平均」。20万円でも100万円でも、ふたりが納得していれば正解です。相場を知るのは「世間感覚を掴む」ためであり、縛られるためではありません。

03 / Budget Split

婚約指輪と結婚指輪の予算配分

「婚約指輪と結婚指輪、どちらにどれくらいかけるべきか」という疑問も多いです。一般的な考え方を整理します。

パターン A

婚約指輪に重点を置く

婚約指輪:結婚指輪 = 6:4〜7:3

プロポーズのサプライズに婚約指輪を使いたい、ダイヤモンドにこだわりたい、婚約指輪を特別な一本として位置づけたいカップルに多い配分。

パターン B

バランス型

婚約指輪:結婚指輪 = 5:5

両方の指輪に均等に予算をかけるスタイル。どちらも日常使いしたい、どちらも同じくらい大切にしたいカップルに。

パターン C

結婚指輪に重点を置く

婚約指輪:結婚指輪 = 4:6〜3:7

毎日つける結婚指輪にこだわりたい、婚約指輪はシンプルで十分・または購入しないカップルに。

ポイント 「婚約指輪は高くして結婚指輪は安く」という思い込みは不要。毎日つける結婚指輪に予算をかける選択も十分合理的です。

04 / Price Factors

価格を左右する3つの要素

「なぜこっちの指輪は高くてあっちは安いの?」という疑問の答えは、おもに3つの要素に集約されます。これを知っておくだけで、お店でのカウンセリングがぐっと効率的になります。

💎

ダイヤモンド

Stone Quality

婚約指輪の価格の7〜8割はダイヤモンドの品質で決まる。カラット(重さ)・カラー(色)・クラリティ(透明度)・カット(研磨)の4Cが基準。※4Cの詳細は別記事で解説予定。

⚙️

地金素材

Metal Type

プラチナ・ゴールドの素材の相場価格が直接影響。プラチナは希少なため高め。金相場が上がると指輪価格も上がる傾向がある。最近の貴金属高騰に注意。

✏️

デザイン・加工

Craftsmanship

職人の手仕事・彫刻・パヴェ留めなど加工の複雑さが価格に反映。フルオーダー・セミオーダーはその分費用が加わるが、唯一無二の一本が生まれる。

活用法 「ダイヤの品質を上げたい → 地金のデザインをシンプルに」「デザインにこだわりたい → ダイヤは小さめにして地金加工に予算を回す」など、トレードオフで自分たちの優先順位を明確にできます。

05 / Price Range

「安すぎ」「高すぎ」の目安とは?

価格帯には、ある程度「これ以下は注意」「これ以上は理由がある」という目安があります。相場感を掴む参考にしてください。

婚約指輪を例に

〜10万円

ダイヤモンドの品質・サイズに大きな制約あり。素材・加工コストを極限まで削っている可能性も。プレゼント感覚や仮の一本としては良いが、一生ものとしては慎重に。

10〜20万円

0.3ct程度のダイヤが中心。シンプルなデザインで品質を担保しやすい帯。コスパ重視のカップルに人気。ブランドによってかなり差が出る価格帯でもある。

20〜50万円

最多ゾーン。0.3〜0.5ctのダイヤ、プラチナ・K18素材、豊富なデザインから選べる。専門店ならカウンセリングも充実。長く使える品質を確保しやすい帯。

50万円〜

0.5ct以上の大粒ダイヤ、フルオーダー、高グレードのカラー・クラリティを求める方向け。「特別感」や「一生の宝石」としての満足度は高いが、必ずしも日常使いに向くわけではない。

注意点 「高ければ良い」は必ずしも正解ではありません。同じ50万円でも、ダイヤの品質に使うか、デザインの手仕事に使うかで意味が変わります。何に価値を感じるかを先に整理することが大切です。

前編のまとめ

前編では、予算の基礎知識を整理しました。

「給料3ヶ月分」は時代遅れのマーケティング。現実の平均は婚約指輪約30〜35万円

婚約指輪+結婚指輪の合計平均は55〜60万円前後

価格はダイヤモンド品質・地金素材・加工の複雑さで決まる。

何に価値を置くか(ダイヤ vs デザイン)を先に決めると選びやすくなる。

Next Article — 後編

後編では「予算の決め方ステップ」と「賢く節約する方法」を解説します

具体的な手順・節約できるポイント・損しない買い方・銀座ダイヤモンドシライシのPRをあわせてご紹介します。

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